本日はバイトのため日本橋へ
せっかく都心に行くからには観光してうまい飯でも食わなきゃ損!ってことでお昼には友達からオススメしてもらってためちゃくちゃ美味い天丼と噂の
に行こうと思っていたが、店に着いた頃には既に30人ぐらい並んでいたのであっさり断念
11時開店で11時15分ぐらいにいったのに…恐るべし
~貨幣博物館~
事前に日本橋になんかないか調べてたら貨幣博物館があるとのこと
経済の中では貨幣論が1番好きだから、これはいくしかない
館内展示ブースは撮影禁止なのでお見せできないのが残念だけど、日本の貨幣の変遷や各国の貨幣が展示されている感じ
子供連れもたくさんいたのでとにかく分かりやすいものを
といったところで期待していたものとは少し違っていたけど、まあ楽しめた
~皇居~
皇居前につくとロードバイクが堂々と車線を走っている!
調べたところ
ってので毎週日曜は皇居前の道路は一部規制されてサイクリングコースになっているらしい
右手には高層ビル、左手には皇居の濠 の対比の中で車道を堂々と走っているロード乗りの方々が本当に楽しそうで…ロードで来なかったことを後悔
ビル群のなかで広大な土地を持つ皇居
芝生の上では子連れが遊んでたり、寝っ転がったりしていたり
芝生が封鎖されている某場所を想いだす…
芝生は開放すべき 天皇のお膝元の度量の広さを見習って欲しいですね
濠もきれい
皇居を抜けて歩いてると美術館が
横山大観展 とかいうのをやっているらしく大盛況
どうにも自分は絵画の「芸術」というものが分からない
「美」は万物に宿っていて、それを人間が見出す
「芸術」は「美」を意図的に発露させる営みなんかなぁ なんて勝手に思っていて
絵画に関しては、真に「美」を理解している人間が良い絵画 ってのを決めて、その他大勢の人はそれに追従して うん これはいいね〜 とか言ってるようなイメージを失礼ながら抱いていて
でも実際に見たこともないくせにそれも変な話だなって事でちょうどいいし入場料1100円を支払って横山大観展へ
入るや否や 人の多いこと多いこと
沢山のおじさまおばさま方が解説のイヤホンを耳につけて、うんうん なんて頷きながら絵を見てる姿を見て
この中の何人が本当に良いと思って見てるんだ?「良い物」って言われてるからそう思えるだけじゃない? なんて穿った見方をしてしまって
この技法がァ!とか言われても、いや分からない〜
どちらかといえば横山大観がどういう技法を用いたか、よりもどうしてこの絵を描いたのか という方が知りたくて
絵そのものじゃ意味なくて横山大観という人間の思想的背景を理解してこそじゃないの?って思ったり
そんな自分でも作品を沢山見ていくうちにいくつかは心が吸い取られるような作品があった訳で
共通項として海や山、桜といった自然を描いた作品たちだったから、自然に関しては横山大観と波長が合えたんだなって少し安心感のような気持ちを抱いて
漠然とだけど自分には他人の描き出した「美」を通じて自分の深みを探る みたいな楽しみ方があっているのかなぁって
そうするとあんな混んでる中、ゆっくり内省する間もないまま絵画をみている方々がわからないわけだけど…
何はともあれ横山大観展で、「よし 自分の絵画の芸術を解する人間になれたぞ」なんて思って併設された別の展示会場に行ったら
真っ白なキャンバスに黒点がポツンと打たれた作品とか、ひたすら段ボールを運ぶ動画作品が「芸術」として展示されていて
やっぱり全然わからんわ ってなってしまいましたね
また行くとしたら人がいなくて、じっくり筆致を眺めていられるようなところにいきたいです
これを書く上で心が吸い取られたような作品たち(夜桜、南溟の夜、秋色隠棲、迷子)
の仔細を思い出そうとしてネットで検索したら全く心に響かない
美術館で見た時には何か訴えかけるものがあったのに
その差は美術館の空気とかもあるけれど、一番大きいのはやはり芸術家の「魂」がただの画像データには宿ってないからなのだろうか
~靖国神社~
またしばらく歩いて靖国神社へ
参拝を済ませて、近くにあった
の入り口だけ入ってみたらゼロ戦が!
他にも面白そうな展示が沢山あったけど有料なうえに閉館間際だったので諦めて帰宅ルートへ
そんなこんなで結構歩いていたようで
やっぱり自由にふらふらと旅するスタイルが好きだなぁと感じて、またやりたいって思ったり
そんな一日でした