徒然日記

徒然なるままに書いていきます 固めのものからゆるい日常まで書きたいものを

スキューバダイビングのライセンスを取りに行ってきた

地球の7割は海に覆われてるそうで、それ即ちスキューバダイビングという海遊びを覚えれば地球を遊び尽くせること間違いなし。

みたいな思いと、単純に泳ぐのが好きでシュノーケリングはやったことがあるけどダイビングはないからやってみたーーい。とか、会話のネタになるなとか色んな想いを抱えてダイビングに行ってまいりました。1人で

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今回のお気に入り写真

1人じゃねぇじゃん!って思ったかもしれないけど、自分とインストラクターです。

 

概要

実施場所:伊豆

日程:7/10-11

費用:7万ぐらい

同行者:0人

 

[目次]

 

前書き

まずはなんで1人で行くことになったのか。

端的に言うなら、どうせなら体験ダイビングじゃなくて、ライセンスとるレベルまでやってみたいと思っていたから。

ただそうなると費用と日程がかさみ、「ダイビング?いいじゃん!俺もやってみたかったから行きたい!!」って言ってくれた人は多くおれども、費用と日程の話になると「そりゃキツイ」ということで同行者が誰も捕まらず。

君らのダイビングにかける情熱はその程度だったの!?

 

まあ1人で行くのもそれはそれでネタになるしいいかという精神で1人で行くことを決意。

 

ただ1人の思わぬ恩恵として2泊3日で取るコースなんですが、平日に1人で行くってことでマンツーマンで教えられるので、1泊2日で詰め込むことが出来ると言って頂けました。宿泊費が浮くしありがたいっ

 

2ヶ月ほど前からダイビングスクールを探し始めて、メールして色々聞いたりして粛々と動いてました。

 

今回お世話になったのはこちら

【伊豆/東京/埼玉】ダイビングライセンス取得ならSSI公認のシャークアイ

選んだ理由は検索して一番最初に見て、そのあと色々見たけどここが一番良かったから。

お値段も明瞭会計でそこまで高くなく、ライセンス取得後3ヶ月はレンタルが無料になるらしいってことで。

あとはダイビングの団体もいくつかあるようで、

ダイビング団体のPADI/NAUI/SSIの違いや比較 ライセンスの発行 | ダイビングラボ

ここはSSIってとこで最大手ではないけど指導がちゃんとしてるらしいのでそれも考えた要素。

アプリ入れてオンラインで学科講習も受けられたのも楽で良かったです。

ちなみにダイビングは浮力が勝手に取れるので泳げない人でも全く問題ないし、ウェットスーツがあるので寒くないですよ。

 

スケジュール

1日目

プール講習

海洋実習

 

始発電車に乗って鈍行に揺られること3時間で伊豆へ

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こういう雰囲気めっちゃ好き

 

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1日目の実施場所 リゾート感がすごい

 

この施設内にある25mプールでダイビングに必要な基礎的なスキルを色々教えてもらったり、学科試験受けたり

2泊3日コースだと1日目はプールだけらしいんですが、詰め込みコースなのでそのまま海洋実習へ


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海洋実習はこんな感じのところで。

この写真だと誰かと来てる感あるけど、自分とインストラクターのやつ…

この日は2回ダイブ。

 

スクールのお宿に帰ってゴロゴロ よく眠れた。

 

2日目

前日とは場所を変えて

基礎スキルを教わりつつ、海を楽しむ感じで3本ダイブ。
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お昼に食べた世界一美味いカップヌードルとオムライスおにぎり。

 

スクールのインストラクター見習い?みたいな人が合流してカメラで撮影してくれました。f:id:cobaltic:20190711153258j:image

 

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映え〜〜って感じですね。


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という訳で無事オープンウォーターダイバーのライセンスを取得できました。

 

 

費用詳細

講習費用 59400円

宿泊費 4320円

飲食費 2500円

交通費 4000円

 

総計 70220円

 

 

感想

ダイビング以前に、伊豆に向かう列車で海が見えて自分はテンション上がってたんですが、周りの人たちは寝てたりスマホ弄ってたりで、この人らにとっては「海を背景に通学・通勤する」ってのが「なんの変哲も無い日常」なのかぁって思っていきなり旅をしている感じを思い知りましたね。

日常に海のある暮らし いいじゃないですか。

 

で肝心のダイビングの感想

正直言うとプール講習の時結構怖かったんですよ。特にマスクに水入れるやつ。コンタクトだから目も開けられなくて、呼吸できるし安心って分かってても若干パニックになりかけて息が荒くなるし。

海に入ってもダイビングを嫌いにならずに入れるんだろうか…なんて考えていたけれど、いざ海に入ると一瞬で海の世界に引き込まれました。

 

まず想像以上に魚がたくさんいた!

泳いでる時に撮れた魚の写真を頂いたので紹介。

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(多分)ホウボウ

体の暗さと羽の鮮明な青さの対比が良い。


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ミナミハコフグの幼魚!

小ちゃくて鮮やかで可愛い〜〜


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何だったか忘れてしまった…

他にもウツボとかカニとか沢山の色んな生き物を見れました。(ウツボを見るとマリオ64思い出してちょっと怖い)

ダイブ毎に見た魚を解説してくれるのが非常に嬉しいです。

 

魚も勿論良いのだけど、揺らめきながら立ち昇る泡も見てて飽きないし、上を見上げると海と空の境界で絶えず変化する光の様相は空に敷き詰められた硝子が光を受けつつ割れ続けてるのを眺めてるよう。

 

普段は無意識にやってる呼吸も意識しないと海の中では肉体が皮膚に包まれたゴム風船として存在するので、空気を吸えば浮くし吐くと沈む。

 

呼吸と少しのキックだけで自由に三次元の中を移動できる。まさしく無重力の世界。

海から出ると体が重く感じます。実際機材も大分重いんだけど。

 

今まで何気なく眺めていた水平線の下にはまさしく別世界が広がっているんだなぁって思って海から上がって、陸からは平面に見える水面を眺めてシミジミとしてました。

 

これを書いてるうちに思ったこと!

上手く言えないけど自分は時々、皮一枚隔てて世界に存在してるってのが不思議で、「自分」と「世界」の境界ってものがよく分からなくなる。親指と人差し指の皮の内側は「自分」だけど、親指と人差し指の間の小さなスペースはもう「自分」じゃなくて「世界」って、こんな薄い肉皮一枚如きで「自分」と「世界」の境界が決まってるもんかなぁ…なんて風に時々考える。

 

でもダイビングしてる時は周りは水に包まれてるし、普段は無意識にしている呼吸も当たり前にはできなくて、自分の肉体を成している魚達が悠々と群居しているのを見ていた訳で…なんか自分と世界の境界は有るんだけど、無いんだなって思って

俺達は全身全霊で世界に存在している

当たり前過ぎて皆忘れてしまったことだ

という呪術廻戦 5 (ジャンプコミックス)にある東堂の台詞を思い出して、なんとなく腑に落ちた。

自分と世界の境界は勿論有るんだけれど、世界に屹然と存在している訳じゃなくて、絶えず世界の中に自分を全身全霊で存在させている。纏めるならこんな感じだろうか。ダイビングを通してまさかこんな思想を獲得することになるとは思ってもいなかった。

 

 

 

というわけで話は若干逸れましたがダイビングにすっかり魅了されてしまいました。

ボッチ受講も結果的にマンツーマンでじっくりと指導してもらえたので、本当に良かったです。

次のステップアップコースも同じ講習費用らしいのでバイト頑張りたいと思います。

 

7万は正直キツかったけれどやって良かったです。これを読んだ皆さんも是非とも非日常の世界に潜りましょう!!!