遂に発表されました宇宙飛行士選抜試験の募集要項。
astro-mission.jaxa.jp
「宇宙飛行士に、転職だ。」という魅力的なキャッチフレーズ。
是非とも転職したいところではありますが、様々なことを検討しなければなりません。
例えば、年齢です。宇宙飛行士になるということは入り口に過ぎないことを鑑みると、「若さ」というのは重要な要素になるでしょう。
今後は5年に1度程度の頻度で募集すると宣言されていますので、何歳までだったら挑戦できるか=何回挑戦する機会があるのか
ということに直結します。
そこで歴代宇宙飛行士が何歳の時に宇宙飛行士になったのか?ということを知りたいわけですが、ネットで調べても下記のような資料は出てきても、ピンポイントで欲しいものはなかったので作成しました。JAXA | 宇宙飛行士募集に関する発表についてより引用
なお、ここでは「宇宙飛行士になった=宇宙飛行士選抜試験に合格した」としています。
厳密には国際宇宙ステーション(ISS)搭乗宇宙飛行士候補者基礎訓練を合格して初めて宇宙飛行士になれるのであり、前述の段階では宇宙飛行士候補者ですが、情報のニーズを鑑みて選抜試験突破時とします。
それではどうぞ。
【第1回:1985年8月結果発表】
毛利衛(研究者)37歳6か月
向井千秋(医師)33歳3か月
土井隆雄(JAXA職員)30歳10か月
【第2回:1992年4月結果発表】
若田光一(全日空整備士)28歳8か月
【第3回:1996年5月結果発表】
野口聡一(IHI技術者)31歳1か月
【第4回:1999年2月結果発表】
古川聡(医師)34歳10か月
星出明彦(JAXA職員)30歳1か月
山崎直子(JAXA職員)28歳1か月
【第5回:2009年2月結果発表】
大西卓哉(ANAパイロット)34歳 (誕生日不明)
油井亀美也(航空自衛官)39歳0か月
金井宣茂(潜水医師)32歳2か月
正確に言うと、金井宣茂さんは2009年2月結果発表時は第一補欠という扱いです。同年9月に追加採用となっています。
30歳前後半がボリュームゾーンですね。結果発表の1年程度前から募集があるので、応募時の年齢もおおまかに分かります。
大卒後実務経験3年となるとその時点で25歳。そうすると、挑戦する機会は多くても2、3回ということになるんでしょうか。
次ここに名を刻むことになるのは誰なのか。非常に楽しみです。