徒然日記

徒然なるままに書いていきます 固めのものからゆるい日常まで書きたいものを

しまなみ海道サイクリングDay3

3日目にしてようやくしまなみ海道を走ります。

 

糸山公園の展望台からの景色。

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とにかく景色がいい。

 

ここから大島

 

亀老山展望台へ。斜度8%とかが3km近く続いて非常に辛かった。

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その分山頂で食う藻塩アイスがうまい。

 

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山頂というだけあって、とにかく見晴らしが良い。


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亀老山を降りて、村上海賊ミュージアムへ。
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このために「村上海賊の娘」を3日で読破して持ってきた。


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コロナのご時世なので景親もマスク着用。


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一巻の表紙の石碑もありました。

博物館は30分程度で見て回れるコンパクトな作りで、「村上海賊の娘」のいろんなシーンに想いを馳せることができました。

やはり読書×整理巡礼旅はどちらも深みが増していいですね。


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おそらく能島思われる島。想像していたよりも小さかった。

 

ここから伯方島


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お昼ご飯は三和さんの


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塩ラーメン貝飯セット。

スープを飲んでわかるおいしさ。貝飯も超絶うまい。

 

そして癒しを求めてドルフィンファームしまなみへ。
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こんな感じのエリアで


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イルカさんがいます🐬かわいい。


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従業員に甘えるイルカ

 

ここから大三島


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リモーネというお店で、レモンリキュールアイスモナカ🍋


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大山祇神社という霊験あらたかな場所でくじを引いたら


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凶でした。


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そして伯方の塩工場へ。

コロナの影響で工場見学こそ出来なかったものの


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塩サンプルセットをいただけました。


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マーレグラッシア大三島という温泉に入って、塩湯が日焼けに染みた。

 

風呂上りなのでゆるゆると漕いで
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本日のお宿IKIDANE CYCLIST HOTEL 到着。

ラックの量がえげつない。


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お部屋はこんな感じ。ロマン〜

 

本日の諸経費

IKIDANE CYCLIST HOSTEL 一泊(Goto使用) 3722円

スイーツ食べ歩き 1050円

飲食費 2878円

入館料等 960円

 

総額

8610円

しまなみ海道サイクリングDay2

朝風呂でスッキリして朝ご飯食べて出発。

宿の居心地が良すぎてチェックアウト時間ギリギリまで粘ってた。

 

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坊ちゃんの聖地でもあるらしい。

雨予報なので、輪行で移動することに


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車窓から瀬戸内海が見えて良い。

 

今治駅について
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本日のお宿、アーバンホテル今治


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フロントにラックがある。流石今治市

 

チェックイン前に荷物を預かってもらい市内散策へ。

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こういう風景大好き。

 

10分ぐらい歩いて今治城着。

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天守閣からの風景。
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奥に見えるのがしまなみ海道

 

雨脚が強くなってきたので、自転車強行しなくて本当に良かった。
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お昼ご飯は白楽天というお店で。


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焼豚玉子飯!卵の下に焼豚がびっしりあって、米にも味が染みていて本当に美味しかった。

 

お宿に戻ってからコインランドリーで洗濯を済ませたり、寝たりしてよるごはん

 

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光屋というお店の


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久留米ラーメン🍜

 

駅近くの喜助の湯へ
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サイクルロッカーとかがあって、サイクリストに優しすぎる温泉♨️

従業員も全員サイクルウェア着てるし。

 

サウナで私たちはどうかしているの最終話を見た。

 

本日の諸経費

道後温泉今治移動費 1130円

今治城見学料金 260円

焼豚玉子飯セット 1100円

久留米ラーメン 800円

喜助の湯 1180円

傘 300円

アーバンホテル今治一泊(Goto使用) 3000円

 

総額

7770円

 

お安い!

今日は1秒もサドルに跨ってないけど、じっくり今治市内を観光できてよかった。明日こそ行くぞ、しまなみ海道

 

しまなみ海道サイクリングDay1

チャリ乗り憧れの場所…しまなみ海道

今回はその憧れの地、しまなみ海道をサイクリングした記録。初日はしまなみ海道に辿りついてすらいませんけども。

 

大まかな旅程は

東京→サンライズ瀬戸輪行(寝台列車)→高松→チャリ自走&電車→道後温泉(一泊)→今治しまなみ海道(間の島で一泊)→尾道→未定(一泊)→新幹線→東京

という感じで計画してました。

 

サンライズ瀬戸は、こちらのサイトを参考に席を取りました。

https://sunrise-express.info/carry-bicycle/

みどりの窓口で「自転車を持っていくので2階がいい」と言ったらその点も対応してもらえました。

 

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サンライズ瀬戸輪行チャリ。


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入ってすぐの景色がこんな感じで二階席は数段登るだけでいいけど、一階席は階段降りてからの切り返しが困難な気がしたので、輪行するなら二階席が良いと思います。


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自転車を詰め込むとこんな感じ。シングルでちょうどいい。

 

車内探検したら
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ラウンジ席も見つけました。

 

この日の夜は車窓から景色を眺めつつ友達と語り合ってから就寝。


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朝から景色がいい。

 

そして高松駅前に到着して
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これが


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こうじゃ

 

朝ごはんはもちろんうどん。香川県なので。
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手打ち十段うどんバカ一代というお店へ。朝6時から営業しているらしい。店に空手バカ一代が置いてあったのできっとそういうこと。


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釜バターうどん。カルボナーラみたいな感じで、美味い。最後に余った汁を飲んだ時に美味しすぎて感動した。

 

そこからまた少し走って
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栗林公園へ。


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池の鯉を眺めたり


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いいかんじの小道を散歩したり


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滝を見たりして、出発。時間があればもっとゆっくりしたかった。

 

お昼ご飯は

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骨付鳥専門店の一鶴へ。


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おむすびをタレに漬けると笑っちゃうぐらい美味しい。スープも鳥の旨味が凝縮されているので香川に行ったらうどんだけじゃなく是非。

 

鳥肉パワーでひたすら漕いで
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香川県を脱出。

 

本当は道後温泉まで自走する予定だったが、宿の夕食に間に合なさそうだし、既に100km程走って疲れたので電車に乗ることに。

マップ的には近くに駅があるはずなのに全然駅舎らしき建物が見えない…と思ったら
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やっと見つけた赤星駅

 

電車を待ってたら地元のおじさんに話しかけられて飲み物をくれた。
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旅って感じがして凄くいい。

 

電車を乗り継いで

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道後温泉駅に到着♨️


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本日のお宿茶玻瑠

http://www.chaharu.com/sp/

 

こちらじゃらんイクラのお宿となっております。でもGotoのおかげで1万円ぐらいで泊まれちゃう。


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部屋も広くて綺麗。奥の謎のスペースもちゃんとあるし。


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夜ご飯のコース。普段「ネカフェのコンソメスープは、あの安っぽさがうめぇんだ…」とか本気で言ってる男がこんないい宿に来てよかったのでしょうか。


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日本酒のメニュー🍶


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三種飲み比べを注文。


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うまい前菜。


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うまい刺身。


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うまい肉。


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うまい魚。


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うまい揚げ物。


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うまい鯛飯。


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うまいデザート。

以上です。とにかく美味かった。

 

少し休んでから
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道後温泉本館へ。日焼けに湯が染みる。

 

本日の諸経費

寝台列車サンライズ瀬戸(シングル席学割あり) 20230円

補給食&ドリンク 1124円

栗林公園入園料 410円

うどん 620円

骨付鳥 1300円

赤星駅道後温泉駅 3550円

道後温泉茶玻瑠一泊(Goto使用) 10296円

日本酒飲み比べ 1650円

 

総額

39180円

 

いきなり豪遊の限りを尽くしてしまいました。

しかも明日は雨予報。もうチャリ漕げる気がしない。

 

スカイダイビング体験記

死ぬまでに一度はやってみたい!と思っていたスカイダイビングを遂に体験してきました!!!

 

計画した直後に梅雨期間に突入してしまい二度の延期を乗り越えて、三度目の正直でやってきましたのは埼玉県桶川市の東京スカイダイビングクラブ。

tokyoskydivingclub.jp

 

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受付して色々装備を身に着けて軽く説明を受けたらすぐ飛行機に乗り込みました。

ちょっとびっくりするぐらい説明はあっさりでした。

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飛行機はこんなかんじのやつで


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中はこんな感じ

 

f:id:cobaltic:20200812204741j:image窓から外も見えます。家がどんどん点描になっていく。

この写真の少し後に、結構上昇してきたしそろそろかな~って思ってたら「今半分ぐらいです」って言われてホンマですか????って強く思ったことが印象深いです。

 

で、結局高度何mまで行ったかと言いますと

3810m

ですよ。富士山より高いところから飛び降りるって意味わからなくないですか?

 

本当は高所恐怖症気味なんですけど、最早そこまで行くと諦めがつくな!!死んだらドンマイ!!!って思ってスカイダイビングにいくことを決意できました。

 

飛ぶスポットに到着したらインストラクターの方がだけが飛行機につかまって身を乗り出してスタンバイなので、怖くて飛べなーいとかないです。自分で飛ぶバンジーシステムだったら絶対無理だった。

 

身を乗り出して下を見てしまった瞬間は流石に「あ…これダメかもしれない」って思いましたが、いざ飛び出したら意外と平気。

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姿勢も安定すると余裕を持って周囲を見渡すことができます。

 

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飛行機から飛び出して自由落下が1分30秒ぐらい。

 

自由落下中は所謂ふわっと感はあまり感じませんでしたが、パラシュートを開く瞬間はかなりGを感じました。
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 パラシュートを開いてから地上まで3分ぐらい。

 合計5分ないぐらいであっという間に地上に到着。もう色々衝撃的過ぎて情報の処理が全く追い付いていない感がすごかった。

というかインストラクターさん、あんなに高い場所から飛んで正確に狙った場所まで移動して着地できるの凄すぎる。

 

ところで、皆さん気になるのはお値段ですよね

ただ飛ぶだけなら33000円

一緒に飛ぶインストラクターの方が手にカメラ取り付けて動画付きの場合は41000円

です。安くはない。

 

自分は41000円のプランで参加して、この記事の写真も動画から引っ張っています。気の毒なことに一緒にいった友達は何故か動画データが破損していて差額の8000円を返金してもらってました…また来るということで。

 

自分は海のほうのダイビングもやったことがあるのですが、そちらは40mを時間かけて潜っていくスタイルなので、同じ「ダイビング」でもこうも違うのかと。

もちろん、どちらも別種の病みつきになる楽しさです。 

cobaltic.hatenablog.com

 

今回スカイダイビングを達成したので、これからは海空のダイビングを制した男として生きていけます。

 

まとめ 

スカイダイビングを人生で一回はやってみたいね~って言う人がたくさんいますが、その気になれば簡単に体験できますよ。

少なくとも海外旅行とかより遥かに達成しやすいです。これを読んだ皆さんも是非とも じゃあ行ってみるか!!ぐらいの軽いノリで体験してほしいです。

そしてスカイダイビングという体験そのもののインパクト・楽しさもさることながら、スカイダイビングをやったっていう話のネタにもなるので、4万円払う価値は十分にあると思います。 

 

これからもどんどん面白い体験をしていきたいですね。

好きなElectro Swingの曲を紹介する

少し前からElectro Swingという音楽ジャンルにハマってまして。
ヨーロッパでは流行ってるらしいんですが、日本ではあまり知られてないので、布教の為に書くことにしました。

で、Electro Swingってなにさ?って話でWikipediaを見てみると(wikipediaもびっくりするほど記述が少なかったけど)

エレクトロ・スウィング(英語: Electro swing)は、音楽ジャンルの一種。ヴィンテージから現代の スイング と ジャズ を中心に、ハウスミュージックや ヒップホップ、EDMをミックスしたダンスミュージック。

エレクトロ・スウィング - Wikipedia

まあ要するに
踊りたくなるjazzというか、レトロフューチャーというか、なんだか不思議でノリノリになれる音楽です。
それぞれの曲によってElectro寄りかSwing寄りかがあるので、気持ち的にSwing寄りっぽいものから順に紹介していきます。

目次 (曲名 | アーティスト名)

Delight | Jamie Berry ft. Octavia Rose


Electro Swing | Jamie Berry ft. Octavia Rose - Delight
イントロ90秒間でじっくりSwingの下地を作ってから、サビはノリノリになれるリズムで駆け抜けてくれるのが本当に最高です。
JSMさんのダンスは軽妙洒脱な感じが表現されていて素晴らしい。
JustSomeMotion (JSM) - Jamie Berry Feat. Octavia Rose - Delight - #neoswing


Dramophone | Caravan Palace


Caravan Palace - Dramophone
こちらも序盤はSwingを感じつつ、随所に挟まれる電子音で気持ちよくなれる一曲。
とにかくオシャレでPVもこれぞElectro Swingって感じです。

Swing In Spring (feat. Nina Zeitlin) | Wolfgang Lohr & Offbeat


Wolfgang Lohr & Offbeat - Swing In Spring (feat. Nina Zeitlin)
前二曲に比べるとテンポは速め。女性ボーカルと男性ボーカルのそれぞれの良さが存分に活かされています。

Lone Digger | Caravan Palace

www.youtube.com
Caravan Palace - Lone Digger
Electro Swingと言えばこの一曲。YouTubeで「Electro Swing」と検索して出てくる曲の中で最も再生数が多い(2020年5月2.5億再生)
自分がElectro Swingにハマるきっかけになった一曲。サビの一気に駆け抜ける感じがたまりません。


INVISIBLE MAN | Electric Swing Circus


Electric Swing Circus - INVISIBLE MAN
韻をしっかり踏みつつハイテンポな進行で、サビの部分が本当に好き。
最後まで徹底的にテンションを上げ続けて終わってくれる。


Electro Swingに興味を持ってくれた方はこちらのチャンネルがお勧めです。
Immortal Swings - YouTube
24時間Electro Swingを流すRadioを運営していて、作業用BGMに最適です。

これを機に皆さんどんどんElectro Swingにハマってください。
そしてガンガン布教していって、Caravan Palaceがいつか日本でライブ してくれるようにしてください。

資本主義というパラダイムをぶっ壊して欲しい

ここ最近、自分の中で這いずり回っている思想があるのでこれを機にまとめてみたいと思います。

これを機に というのはコロナを機にという意味で、少しだけ期待していることがあります。

コロナの影響で社会が確実に変わりつつあるけど、個人的にはまだ小手先の変化であって根本的には変化していない気がする。

 

まあ一言で言えば資本主義というパラダイムをぶっ壊して欲しい

 

なんでこれを書こうかと思ったかというと、自粛期間の過ごし方で、自分の兄はSwitchとどうぶつの森を買ったらしい。

それに対して母は仕事に役立ちそうな資格の勉強を始めて、兄に対しては「なんでこの期間を有効に使おうとしないのかねぇ」みたいなことをぼやいていた。

 

確かに成長しようとする母の意識の高さという部分は素直にすごいと思うけど、兄みたいな過ごし方をしても何も悪くないはずだ。

 

成長という言葉はベクトルを示すものだと思っていて

ラソン選手が足が速くなったら成長したと言えても、普通のサラリーマンが足が速くなっても成長したというかは分からない。みたいな。

 

成長した、ということはそれぞれが所属しているパラダイムが暗に示されるのかもしれない。

それで一番大きいのは資本主義というパラダイムだと思う。

 

経済的に成長することが正義みたいな思想が世界に充満しているのは間違いないだろう。

 それで、コロナウィルスによって経済社会がこれまでのように動かなくなった今だからこそ、経済最優先の社会を脱却してくれないかなという思いがあるのだ。

かといってお金が無ければ、ネット回線もPCも無ければ、こんなしょーもない意見をネットに垂れ流すことすらできないというのは当然分かっている。

 

この資本主義のパラダイムを脱却するには、お金を使わないでも生きていけるようにするか、お金を気にしないで済むような大金持ちにならないといけないという本末転倒な結論がある以上はお金から逃れられないのは分かっている。

 

それでも自分が気になっているのは、資本主義というパラダイムのもとに経済が成長した果てに何があるのかということだ。

 

こう考えると、それが分からなくて貨幣論とかも勉強していたのかもしれない。

貨幣論から得た知見で言えば、お金があまりにもあらゆるものの媒介となっていることで、本当に求めている価値との取り違えが起こっている。 

自粛期間でこの取り違えに気づく人もいたかもしれない。

 

経済が立ち行かなくなって、自殺者が増えるかと思われていたのに、実際は減っているのだ。 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、家族ら同居する人が外出せず家にいることや、職場や学校に行く機会が減り、悩むことが少なかったことなどが要因とみられています。

 

 自分は今この資本主義の社会を心の中で勝手に「螺旋上昇社会」と名付けていて、どういうことかと説明すると

確かに経済という軸で見れば上昇しているかもしれないが、それでも写像として映っている我々の心は相も変わらず、かつてと大して変わってないんじゃないかという考えだ。

お金を稼いでも、いくら経済の規模が大きくなっても、それが人々の心を豊かにしないんだったら、ここらでいいんじゃないか。もう経済成長は手打ちにしましょう。

ここらで価値の取り違えに気が付いて、あとはそれぞれの価値を追求して生きていきましょう。

資本主義というパラダイムから、それぞれ好きなパラダイムに移住しましょう。

人が何か趣味を楽しんでるときに「それ何の役に立つんですか?」「それで稼げるの?」とか言われないような社会になるのも一興でしょう。

 

そんな気持ちがある一方で、やっぱり人は枠組みの中でしか生きられないんじゃないかという思いもある。

サルトルが「人間は自由の刑に処されれている」といったように、自分で全てを決めていくってすごく辛いと思う。

コロナの自粛で暇すぎて何をしていいのか分からないみたいな感じで、今まで依り代としていた資本主義社会が壊れたら何をしていいのか、どこを目指したらいいのかわからなくなるのだろうか。

それでも、これを機に色んな生き方を容認する社会が拡大して行ったらいいと思う。

 

けど自分でこれを書いていて気が付いたのは、こういう思想があれば、どのパラダイムで生きていくかを選択する自由がある。

 

こう言いつつも今の自分には資本主義というパラダイムから逸脱して生きていける力も、そうまでして生きていきたいパラダイムもないことは分かり切っているので、自身を資本主義社会に組み込んでいくしかないのであった。

宇宙体験は人に何をもたらすのか? | 宇宙から帰ってきた日本人

今回紹介する本は『宇宙から帰ってきた日本人 -日本人宇宙飛行士全12人の証言-』という本です。

著者の稲泉連さんが日本人宇宙飛行士12人全員にインタビューを実施し、その結果をトピックごとにまとめた形式です。

ただ厳密に言えば、秋山豊寛さんを宇宙飛行士とするかは議論が分かれるところですね。
一言で言えば、日本で言う宇宙飛行士はJAXA所属・公認の人であって、秋山豊寛さんはロシアが認めた宇宙飛行士という感じでしょうか。
それも、名目としては「宇宙特派員」という報道目的ですし。

多分、JAXA的には宇宙飛行士としては見なされてないですね。
www.jaxa.jp

ちなみに秋山豊寛さんの『宇宙よ』という本も読んだことあるのですが、こちらもオススメできます。

宇宙に行く前に浣腸をする話とか、宇宙だとナニが悲しくなるほど縮みあがるみたいな一般の宇宙飛行士の本では触れられてない話までカバーしていますので。



まあそんな細かいところは置いといて、本題に入りたいと思います。
それぞれの内観の変化にフォーカスした質問とその回答の多様性がすごく面白かったですね。
特に、当たり前かもしれないんですけど、バックグラウンドであったり、時代によって答えが大きく分かれている事。
例えば、この本の中でも多くの宇宙飛行士が読んだことがある、人によっては宇宙飛行士のきっかけになっていると言っている、『宇宙からの帰還』ではアポロ時代に宇宙に行った宇宙飛行士たちは大きく人生観が変わったと述べています。

宇宙からの帰還 (中公文庫)

宇宙からの帰還 (中公文庫)

  • 作者:立花 隆
  • 発売日: 1985/07/10
  • メディア: 文庫

一番わかりやすい例として、アーウィンという人は月に行った後にキリスト教の伝道師に転向しています。
宇宙情報センター / SPACE INFORMATION CENTER :ジェームズ・B・アーウィン

しかし、一番最近宇宙に行った金井宣茂さんは宇宙に行く前のインタビューでも「自分は何一つ変わることないだろう」と、実際帰還後のインタビューにも「やっぱり宇宙は私にとって、出張として言ってきた場所だった、という印象は実際に体験しても変わりませんでした」と述べています。

どうしてこれほど大きな差が出ているのか?
この本での証言をまとめると、答えは大きく二つに分けられます。
①宇宙における活動の違い
②時代的背景の違い

それぞれ以下で詳細に説明します。



①宇宙における活動の違い
アポロ時代は宇宙飛行士が月まで行って、地球の全景がマーブル玉ぐらいの大きさに見える距離まで行ってます。
アポロ8号で撮られた「地球の出」という有名な写真。 地球の出 - Wikipedia

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Earthrise
(出典:Earthrise | NASA)


数字で説明すると、月は地球から約38万kmの距離にあるのに対して、ISSは高度400㎞程度。
宇宙兄弟では「地球をサッカーボールとするとISSはボールを掴んだ時の爪先ぐらいの高さ」という説明があった気がします。
要するにISSって実は地球からすぐ近くにあるんです。

そのため本書の中でも、宇宙にいて不安だったか?という質問に対し、ISSから地球が圧倒的な存在感を持ってすぐ近くにあり、何かあればすぐ地球に帰れるという安心感があった。という回答が為されています。
また、ISSに行っても滞在するだけと、EVA(船外活動)を行うのでは大きな差があるとも語られていました。

こういった同じ宇宙に行くという活動でも、質が大きく異なっているということが要因の一つにあると思います。

月でも一応地球は見えてるわけですが、将来的に月を越えて火星に行って地球が無数の星の一つにしか見えなくなったとき、月面体験以上の大きな変化が人間には訪れるんじゃないでしょうか。

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Earth From Mars, Mars From Earth
(出典:Earth From Mars, Mars From Earth | NASA Solar System Exploration)





②時代的背景の違い
一言で言えば、技術の進歩や時代の移り変わりによって、宇宙が身近な時代になっています。
ISSからの景色もわざわざISSに行かずとも、ライブ中継でいつでもどこでも見れる時代になっています。
ISSから観る今の地球 ライブ中継


なんなら月旅行に前澤社長が行く時代が来ているぐらいですし。


そして、『宇宙からの帰還』でも本書『宇宙から帰ってきた日本人』でも一番面白かったのは多くの宇宙飛行士が共通して、
強烈な体験であってもそれを表現できないことがもどかしい
というニュアンスの事を言っていることです。

彼らはあくまでも技術者として宇宙に行っていますが、今後はそういったテクニカルな面はロボットとかに代替されていくでしょう。
いわば宇宙に行くことが目的の時代が終わり、宇宙に行ってアーティストがインスピレーションを得て何かを表現する、もしくは宇宙旅行という商売をするといった、宇宙が手段となる時代が近づいています。
前澤社長のアーティストと共に月に行く話は、今後の宇宙開発のうえで欠かせないステップだと思います。

他にも宇宙飛行士を目指しているタレントの黒田有彩さんのインタビュー記事でも

2008年に宇宙飛行士試験の応募書類を出した数年後、山崎直子さんにお話を伺う機会があったのです。このとき、「これからは黒田さんのような"伝える"仕事をされている人が宇宙飛行士になることで、より多くの方に宇宙のことを知っていただけると思いますよ」と言っていただいたのです。

宇宙飛行士を目指すタレント・黒田有彩が「宇宙に近づくために今やっていること」 | ライフハッカー[日本版]


とあるように、今後は宇宙に行くうえで宇宙で何をして、そして人にどう伝えるかという能力が求められてくるんじゃないでしょうか。

タイトル詐欺にならないように改めて答えておくと
宇宙体験は時代背景やバックグラウンドに依存して、何らかの変化をもたらすかもしれないが、これまで宇宙に行った人々はそれを表現しきれていない
といった感じでしょうか。

正直に言うと本書は『宇宙からの帰還』と比べると記述の密度や深さといった部分では劣ります。
しかし『宇宙からの帰還』を読んだうえで本書を読むことで、時代の移り変わりや、現代の情勢に即した感想を知ることが出来るので可能であれば二冊とも読むことをお勧めします。