徒然日記

徒然なるままに書いていきます 固めのものからゆるい日常まで書きたいものを

自転車で東海道の美味いもん食べまくる旅 Day4

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朝起きたらこの通り不穏な天気

雨こそ降ってないけど風も強いしもう一泊することに

 

23時間営業なので9時に一度撤退して

 

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朝マック

ブラックサンダーマックフルーリーおいしい

 

もう明日着るものがないので、コインランドリーで野郎3人×3日分の服を洗濯

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袋を開けた瞬間の臭いが凄まじかった

 

ご飯も食べて服も洗濯したので再び湯守座へ

 

やっぱり最高過ぎる

コーヒーもマッサージチェアも無料

お芝居も無料で観れる

そしてなによりも漫画沢山

 

以下昨日今日で読んだ漫画紹介始まります

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

ゴールデンカムイ 12巻まで

 

アイヌの少女と戦争帰りの男が財宝を求めて冒険するみたいな話

アイヌの暮らしとか信仰とかがキッチリ詳しく書かれてる

アイヌ特有の料理とかも出てくるのでグルメ漫画のようでもあり、吹っ切れたギャグ漫画のようでもある めちゃくちゃ面白かった

人に自信を持ってお勧めできるので是非読んで欲しい

 

 

響?小説家になる方法?(1) (ビッグコミックス)

響 〜小説家になる方法〜 9巻まで

 

タイトル的に小説の書き方とかそういうのを教えてくれるのかと思ったけど、女子高生なのに天才小説家の響が巻き起こす騒動を眺める感じの漫画

作中で響の小説を読んですげーーーっ ってなるシーンが何度もあるけれど具体的にどんな文かは分からないのがちょっとモヤモヤ

そこを除けば群像劇として楽しめるかなって感じ

 

銀魂―ぎんたま― 73 (ジャンプコミックス)

銀魂 53〜73巻まで

なんかもう銀魂が終わってしまうらしいので最後の長編辺りを読み直した

シリアスでもちょくちょくギャグを挟んできて笑えるし泣ける

終わってしまうのは悲しいけれど、どう終わるのか見届けたい 最終話の時はジャンプ買おう

 

 

Day4のまとめ

移動距離

500mぐらい(温泉からコインランドリー)

 

諸経費

宿泊料 2580円

飲食費 1443円

 

もう一泊したい!!!!

もしくは地元に来てくれっ!!!!

 

 

 

自転車で東海道の美味いもん食べまくる旅 Day3

昨日の疲れが溜まってたのか朝6時に起床

もう全身の倦怠感が凄まじい

朝ごはんは昨日準備しておいたお米を炊いて、レトルトすき焼き丼とウィンナーと鯖缶と味噌汁

無理矢理にでもお腹に入れないと走れる気がしない

 

8時ぐらいに伊賀を出発していきなり峠越え…

でもその後は上手いこと山を迂回して漕ぐこと約4時間

 

松坂に到着!!

松坂といえばもう言わずもがなのお肉

というわけでお昼ご飯は「かめや」さんのチーズハンバーグ(2900円)

https://s.tabelog.com/mie/A2401/A240102/24000119/
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Day3にしてようやくタイトル回収出来た気がします

本当はステーキ食べたい🥩

って思ってたんだけど最安値で9700円

一番良いやつに至っては30000円ぐらい…

いつか食べに来たいですねぇ

 

このハンバーグも、というかこのお店の肉は全てA5ランク

口に入れた瞬間にほろっと溶けて、これハンバーグ?って言いたくなるぐらい今までのハンバーグと食感が違った

 

松坂牛を堪能して出発!

本当は伊勢神宮まで行きたかったけど明日の台風を考えると思ったより時間がないので断念

引き返して名古屋方面に向かいます

 

松坂牛食ってハッピーってなってたのに、今まで何のメカトラも無かったはずが鈴鹿市を通り抜ける間(30kmぐらい?)に3人ともパンクしました

どうなってんだい

 

そんならこんなで目標としていた四日市市に辿り着いたのは18時過ぎ

街並みが暗闇に浸潤されていって焦りが募る

いつものように宿に良さそうな公園を探しにいると地元のおじさんが

「にいちゃん達ここらで野宿するのはやめといたほうがいい。四日市は治安が悪いからな

せっかく四日市に来たのに嫌な思い出だけで帰ってもらうのは忍びないでな」

的な事を教えてくれたのでちゃんと泊まれるところを探すことに ええ人や

 

ということでやって来たのは

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おふろcafe 湯守座 画像はネットにあったやつ

http://ofurocafe-yumoriza.com

 

正直泊まれればいいとしか思ってなくて大して期待してなかったけど天国でした

 

温泉はふつうに気持ちいいし

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まずもう館内がお洒落〜 

こういう木工感大好き


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二階にある宙ラウンジ

左の棚に漫画が沢山置いてある


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コンセント完備!旅人にとって有り難すぎる

そして画像手前の梯子を登ると


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ちゃんと寝れる仮眠スペースが

 

食事処には各テーブルにテレビが完備されている

入館料と深夜料金合わせて2580円

タオル、バスタオル、館内着がアメニティとして提供される

 

なんなのこのクオリティーの高さ…天国でしょう

マジで近所にできて欲しい 永住します

 

Day3のまとめ

移動距離

120.7km

 

諸経費

飲食費3783円

(温泉代は出る時精算タイプ)

 

 

当初の話し合いだと明日の朝も本降りになる前に出来るだけ名古屋に近づこうって作戦だったんですけど

台風のせいで明日の朝から雨降ってたらここでもう一泊しようぜって話が出てます

…台風頼む!朝からガンガン雨降らしてくれ〜

そうなったら明日のこのブログは

自転車で東海道の美味いもん食べまくる旅 Day4 改めて

漫画レビューブログになる予定です よろしくお願いします

自転車で東海道の美味いもん食べまくる旅 Day2

おはようございます

朝起きてテントの撤収作業している間に、左膝の裏だけで12箇所蚊に刺されていました

 

5時ぐらいに日の出と共に目覚め、6時15分に出発

 

目指すは伊丹空港✈️

(本当は昨日到着を目指してたんですけどね…)

 

伊丹空港は何と言っても近くで飛行機の着陸が見えるところがすごい!!

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この写真めっちゃ良くないですか?

なんとiPhoneのズーム無しで撮ってるんです


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人が写りこんでいると近さがよく分かる…!


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飛行機と自撮りなんてことも出来ちゃう

 

下着陸シーンを連写で撮って良い感じの部分を抜粋したものです
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太陽と飛行機カッコエエ〜


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エロいお腹


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エロいお尻

 

いやぁ…すごい 堪らんです

頻度も中々高くて、1時間で7.8機ぐらい見れた気がする

 

ホントに直上を通り抜けるから、天を衝くような轟音と衝撃が体中に走って文字通りシビれる

これは文字じゃ説明できない 体験してみてくださいとしか言えないです

 


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個人的にお気に入りの1枚

 

名残惜しいけれど、ここからは伊賀に向かって峠越え

曲がり道の度にもう登り終わりか?って思っても登りが見えた時の絶望感半端ない…


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伊賀市入りを果たした時

もう流石に無いだろ〜って思ったのに、この後も登らされたのが辛すぎた


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温泉は伊賀の湯♨️

またまた時間もなかったので軽く入ってすぐに拠点探し

 

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テニスコート近くにすることに

管理人来たけど何も言われなかったのできっと大丈夫

 

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今夜はちゃんと自炊!

ウィンナー焼いたり味噌汁飲んだりレトルトカレー食べたり

満腹だし安上がりだし最高〜

 

 

峠越えようとしてる時は辛すぎて何でこんな事してるのーっ!て気分になってたけど温泉入ってご飯食べたら全て吹き飛んだ

 

 

Day2のまとめ

97.7km!

https://www.strava.com/activities/1787092717

登りがとにかくキツくて…

左手とお尻がめちゃくちゃ痛い

 

諸経費

入浴料 750円

飲食費 2678円

総計 3428円

ほとんど飲み物と補給食代

自炊のおかげで夜はめちゃくちゃ安く済んだ

 

温泉で見たニュースによると台風が近づいて来ているらしいです

どうなることでしょう

自転車で東海道の美味いもん食べまくる旅 Day1

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鳥人間コンテストの日付間違えてました

プラットフォームがありません

 

流石に嘘です

 

 

太陽が昇ると同時…5時ぐらいに一旦目が覚めたけど、二度寝した

今朝は寒いくらいでウィンドブレーカーを着込んで寝るハメに

 

8時過ぎにもう1人と合流して3人で琵琶湖出発

 

…いや琵琶湖デカすぎ

 

もう漕いでも漕いでも琵琶湖

ひたすら琵琶湖が見えてる

なんとか3時間ほど漕いで大津駅に到着して昼ごはんに

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モリンさんの

 

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湖国ブラック!!

スープを一口飲んだ瞬間に身体が塩分を欲していたことが分かった

身体に栄養ぶち込んでまた漕ぎ始める

 

京都に差し掛かって山越えが若干辛い…

でも山越えよりも観光客沢山の市街地の方が辛かった 周りの目は痛いしノロノロでストレス

市街地を抜けたら

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こんな感じのサイクリングロードをひたすら走って

 

大阪府に突入

4時ぐらいになってそろそろ風呂入るか!って近くの銭湯行ったら休業中

しゃーない って事で別の所行ったらそこは定休日

心が折れそう

 

最終的に遠くても確実にやっているであろうところに行くことに

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遂に辿り着いた極楽湯♨️

全身から毒気が抜けてこんなに気持ちの良い温泉があっていいのかってぐらい

ありがとう極楽湯

 

じゃあ今度は泊まるところを探そうってなるわけだけれども

これまた電車が通る橋の真下で喧しかったり、公園が明るすぎてダメだったり

フラフラした末にちょうど良さげな所に着弾

 

 

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本当は自炊するつもりだったけど、もうそんな体力も時間もないって事でスーパーでご飯買ってテント張って就寝

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明るくなってから見るとなんか凄い

 

Day1のまとめ

移動距離

https://www.strava.com/activities/1785031216

118.8km

所々記録し忘れたりしていて実際は130ぐらいいってる気がする

距離的にはそこまでだけど、市街地をノロノロ走ったり迷ったりして非常に疲れた

 

諸経費

入浴料 750円

小物 270円

飲食費 2675円

総計 3595円

自炊なしの分飲食費が中々…

明日こそは自炊頑張りたいです

身体バキバキで眠いしで凄い適当になってしまったけど許してください

 

自転車で東海道の美味いもん食べまくる旅 Day0

チャリ旅してみたいなーなんて思ってたら丁度良さげなのがありまして

(https://cycling-island-shikoku.com)

めっちゃ良い〜と思ってやる気満々でグッズも全部揃えて、四国をグルっと一周する予定で、お金も振り込んでいたのに…

 

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この通り豪雨の影響でこの通り道がかなり通行止めされてまして…

 

というわけで急遽予定変更

一緒に行く予定の友達が親戚の集まりで琵琶湖の辺りにいるらしいので出発地を琵琶湖に据えて、そこから美味いもんを食べつつ寄り道したりしてゆったりと帰ってくる旅に変更

 

何はともあれ琵琶湖に向かわねばなるまい

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新幹線に乗るお金がないので、毎度お馴染みと言っても過言ではない青春18切符

金券ショップで2日分7000円で購入!

 

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初めてやったときは30分以上かかった輪行作業も今回は15分程度で!成長を感じて嬉しい〜

 

 

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乗り換え時間が多めのこのスケジュールでgo

 

それでも熱海での乗り換えがギリギリで辛かった…

人はいっぱいいて申し訳なさが半端ないし…

 

豊橋の乗り換えが比較的長かったのでそこでコンビニでおにぎりを買って夜ご飯を済ませ

電車にひたすら揺られて8時間

 

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彦根に到着!!

 

涼しく夜風を切って琵琶湖に移動してテント張ってこの日はしゅーりょー

 

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友達と琵琶湖到達記念に一杯やりました

最高

 

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朝起きて撮ってみたらこんな感じ

 

Day0 のまとめ

 

諸経費

飲食代 880円

交通費(青春18切符) 3500円

総計 4330円

 

出来ることなら毎日更新したいけどスマホの充電と身体の疲労の関係で出来るかどうか…

ロボットは自分を認識出来るのか?

先日凄い不思議な夢を見て、要点をかいつまむと

ドラえもんが鏡を見て首を傾げていたのに対して、のび太が「君しか映ってないじゃないか」と言ってもドラえもんは「これが僕?」とか言ってるみたいな夢

ドラえもん 鏡 で検索したら出てきた画像)

 

なんでこんな夢を見たのかは分からないけれども、突き詰めて考えてみると結構面白いかもしれない

 

ドラえもん 要するにロボットは自己認識を出来るのか?っていうタイトルに戻るわけだけれど、今のロボットはまず間違いなく出来ない 

と思ってたんだけど検索したらできているらしい

鏡に映る自分を見て自己認識するロボット「QBO」がスゴイ!!これこそ自我の芽生えか!? | コモンポストムービー

 

じゃあ出来ますね で終わっては何の意味もないのでもう少しロボットと人間について掘り下げさせてください

(人工知能だとか色々ひっくるめて分かりやすさ優先で全部ロボット という単語でいこうと思います)

自己認識…言うに及ばず自分を自分として認識するということ

じゃあ「自分」とは? 自分を同一な存在として規定し続けている自己同一性とは?

 

それはロボットを作り出す側の人間自身も自分の自己同一性というものをよく定義出来ていないから当たり前の話だけれども

 

とある授業で聞いた面白い自己認識に関する古典を思い出した

ギリシア神話に登場するナルキッソスは色々やらかして神の怒りを買い自分を認識できなくなってしまい美貌の持ち主だったナルキッソスは水面に映った自分の姿に恋をして最終的には水面から離れることなく命を落とし黄色い水仙へと姿を変えます。現代の「ナルシスト」という言葉の原型とされている物語であり、水仙花言葉(自惚れ、自己愛)の由来でもあるお話です。

 

これはあくまでも神話かもしれないけど、アルツハイマー病や認知症などは「自己」が崩壊していく症例としてよく知られている通りで現実に起こり得ること

 

私はすでに死んでいる――ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳

私はすでに死んでいる――ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳

 

(医学的に「自己の淵」を説明した1冊 おすすめ)

 

 

話をロボットに戻すとこれだけ自己認識の話をしておきながらなんだけど、ロボットにとって重要なのは自我同一性という概念を有するよりも他者の同一性を認識出来ることなんじゃないかと思いました

 

他者の同一性ってなんなのか

例えばある日「僕」が髪を金髪に染めたらこれを読んでいる人たちは「金髪になった僕」を「僕」として認識してくれるのか?

あるいは事故にあって植物状態になって一言も話せなくなったら?

攻殻機動隊の少佐のように全身義体化して全く別人の肉体になったら?

どこまでいったら皆は「僕」を「僕」とみなさなくなるのか

 

ここでスケールダウンするけれど面白い例を1つ

ロンドン警視庁はロボットを用いて、児童ポルノ児童虐待の画像を検出しようとしたらしいんだけれどもなんとロボットには砂漠と児童ポルノの画像の区別がつかないらしい…

news.livedoor.com

 

確かになんとなく砂は肌色っぽいから理屈的には分からなくも無い気がするけれど、僕ら人間からしたらバカだなぁって話になる

 

そもそもロボットの認識、画像認識技術に話を絞るとどうやっているのか?どうして砂漠と児童ポルノの区別がつかないのか?

 

従来の画像認識だと各データから抽出された特徴を人間が分類してやることを繰り返すことで特徴を覚えこませていくというもの。

そして今流行りのdeep learningは多層のネットワークがうんちゃらかんちゃらして勝手に特徴抽出、分類してくれるらしい(勉強不足でよくわかってない)

 じゃあdeep learning使いまくれば解決する話、時間の問題でしかないのか?

 

 人間側に話を戻すと、人間は言語を習得する過程では定義を教えられているわけではなくて

犬はネコ目(食肉目)- イヌ科- イヌ属に分類される哺乳類の一種である。なんて教えられるんじゃなくて幼児と親の「あれは何?」「あれは犬だよ」みたいな会話を経て犬という概念を始めて得られる。

その後に猫をみて「あれも犬?」「いやあれは猫という動物だよ」みたいな会話プロセスを経て、犬と猫の差異を把握していってようやく今自分たちのように猫と犬を区別出来るようになっていく

この例で言いたいのは人間は物事を何か特定の要素を認識して名前付けしているというよりは、物事の間の差異によって名前付けし判別していっているということ。(ソシュールの差異の体系 で検索するともうすこし詳しい説明がある)

 

言語学的な観点から見たシンギュラリティというのは、ロボットが現象や物に対して名前付けを出来たとき

と言えるのかもしれない

もっと言えば人間ですら出来ていない「差異による識別」ではなく「本質的要素による識別」を達成する日がくるかも? 

 

 これは言語に限った話ではなく「自己」に関しても言える気がしてならない

「自己」は自分のなかにあるものではなくて、他者との差異や関係性の中に潜んでいる

 とまで言い切ってしまえば、よくあるスワンプマン問題なども容易く氷解する

 

つまり人間とロボットの境目に関する話をするとチューリングテストが出てくるが

これは人間側がロボットと人間を識別できるかどうかの話であって、本当にロボットが人間に近づいたかを確かめるなら逆チューリングテスト

要するにロボットが複数の人間と接して、それぞれを見分けられるか

というのも大事な気がする

 

つまり他者を認知して他者を規定することが「自己」を獲得するうえでは必要なプロセスなように思われる

 

でその他者を識別して、「自己」を意識するうえで重要なのが「身体性」だと思うんですよ

人間は現状生きている間同じ肉袋のなかに意識を閉じ込めて、それを「自己」と言っているけれどもし肉体を容易にとっかえひっかえできるようになったらどうなるのか?

ハリウッド版の攻殻機動隊では少佐がアイデンティティについて悩んでいましたね

prime video で見れるのでみんなみて

 

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 それはそうとこれを書いていて貨幣論と似ているなってすごく思いました

cobaltic.hatenablog.com

 貨幣が貨幣たりえる所以は人々が貨幣だと信じているから

と同様に

「僕」が「僕」たりえる所以は人々が「僕」だとして扱っているから

 

そして貨幣の信用の依り代が国家であるように、「自己」の依り代は「身体性」

 学問に垣根なんてないし、ある程度相似性があるもんですね

 

一通り書きたいもの書いたので 結論というかなんというか

個人的にはロボットを作る過程や、ロボットの行動によって人間を知る という方が興味あります

もっと言えば将来的に攻殻機動隊のような世界が実現して「自己」の依り代である「身体性」が捨象されたとき人間がどうなるかが知りたいですね

それまで生きていられるかどうか

  

青春18切符で1人旅をしよう まとめ

今回青春18切符で1人旅をしたので、そのまとめと旅の啓蒙活動をしようと思います

 

目次

 

 

 旅の流れ

そもそも今回旅をすることになったのはとにかく1人旅がしてみたい!!青春18切符で!! というふわふわした理由がきっかけです

いつだったかJRのダイヤ改定によって東京から九州まで青春18切符を使って1日で行けるということが話題になって、じゃあ5日かけたらいい感じに行けるんじゃない?という流れで目的地が決まりました 

皆もこれぐらい適当に旅を企画していいと思う

 

 

とりあえず紹介するのは移動コース!

東京発で博多着で、1日ごとに移動ルートが色分けされています

https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1-xEYqSJT0p2FBmDAT-qj4tDhG2KQd_Nj

総移動距離は1620km…思ってたよりも遥かに移動していましたね

 ちなみに今回移動ログ記録に使ったのはspottizmoというスマホアプリ!旅人はこれを入れれば間違いなし

www.dekirutabi.tokyo

 

移動を大まかに言うと

1日目 ムーンライトながらで岐阜へ 神島観光の後京都へ

2日目 京都観光 夜行バスで広島へ

3日目 広島観光 下関へ

4日目 別府温泉へ 温泉満喫

5日目 博多へ 博多観光 飛行機で東京へ

 

ムーンライトながらはやはり便利でしたね

ムーンライトながらの2018年時刻表、運転日、料金、裏技|JR青春18きっぷ研究所

このサイトに非常にお世話になりました

 

後今回は豪雨の影響で電車が動いておらず、広島までは夜行バスで移動することになりましたが、平時でもどんどん活用していくと旅の幅が広がる気がします

そんなに高くないし、夜行なら時間を無駄にすることなく宿にもなる

帰りの飛行機がもったいなかったですね 後悔はしてないですけど

逆に博多までの安い飛行機を早めに抑えて、博多スタート という手もありだった気がします

 

 

それぞれの日の細い動きは以下から見れます





 旅の予算

 まあ一番気になるとこですよね 今回の旅のを大雑把に言うと

青春18切符5日分 11850円

ムーンライトながら指定席 520円

・交通費(フェリー、私鉄、バス)4500円

・食費 15000円

・夜行バス代(京都→広島)4700円

・宿泊費 7000円

・入浴料 3000円

・観光費用 4000円

・飛行機代 17000円

・その他(お土産、おみくじなど) 4000円

 

総計 71570円 

 

………これ書きながら肝が冷えていくのを感じました

途中からなんか吹っ切れておいしいもの食べまくったし、これぐらいかかるとは思っていたけれど

このグレードの旅なら1日15000円ぐらい見ておくと余裕を持てて良いかもしれない

 

 

旅の持ち物

 この手の旅はフットワーク命なのでバックパック1つに詰め込みます

衣類は圧縮袋に詰め込んで

持ち物一覧

・財布

スマホ

・着替え(Tシャツ2枚、パンツ2枚、ズボン1枚)

・フェイスタオル2枚

・清潔用品(歯ブラシ、髭剃りなど)

・洗濯グッズ

・安眠グッズ(アイマスク、ネックピロー)

・小説

タブレットPC

・クリアファイル

・トートバッグ

・マルチタップ

・その他小物

 

 今回初めて使ったこれが非常に便利だった

 めんどくさい小物は全部これに入れて管理

 

洗濯グッズも持って行ったけれどコインランドリーが楽でしたねぇ

 バックパックが壊れた時はトートバッグに本当に助けられました

お土産とか買ったらバックパックに入り切らないかもしれないし、あって損はないはず

 

 

旅の暇つぶし

寝ることを差し置けば、タブレットPCが暇つぶしに最適でした

Amazon Kindle Unlimitedに登録して(月額980円)本を家からダウンロードしていけば、大抵の時間はつぶせます

Amazon.com: Kindle Unlimited: Kindle Store

 

Kindle Unlimitedでは10冊までダウンロード出来て、小説は少ないですけど名作古典小説は光文社古典新訳文庫で検索すればまあまあ出てきます

そして優れものなのが、なんとるるぶもある

移動中に次はどこを観光しようかな~ なんて調べて時間がつぶせる 最高

宿でwi-fi繋げばどうとでもなりますし、本当におすすめです

 

まあ移動中はこういうブログ書いたり、疲れて寝たりしてたんですけど

 個人的にはブログを強くお勧めしたいですね、その日感じたこととかをその場で整理できるし

何より皆が旅をしている様子がしりたい!

 

 

 旅の所感

 ゲーテの言葉を借りて

人が旅をするのは到着するためではなく、旅をするためである

この一言に集約されると思います

 

鈍行でひたすら時間かけて行ったけれど、その時間も決して無駄ではなくて、意図的に余暇を作り出すと言うか 

ただサッサと観光地点に行って、スマホで写真撮って満足してさあ次だって勿体なくないですか

もっと観光地の良いところに感じ取って、自分の心のうちに生まれる情動を汲み取るっていう楽しみ方こそ旅でしかできないと思います

 

人それぞれ旅の目的は違うかもしれないけれど、何のための旅なのか

少なくともただ観光地に行くってことではないはずでしょう

五感すべて使って旅を楽しむ

綺麗な景色を目で見て、美味しいもの食べて、色々なものに触れて、観光地の賑わいに耳を傾け、町の匂いを嗅いで

そうやって初めて旅をした、満喫したって言えると思うんです

スマホだけじゃ全然情報量が足りない!!

 

なんか偉そうなことをつらつらと言ってしまいましたけど、旅でしか知れないということはたくさんあると思います

特に1人旅だと自分がどんな人間なのかが分かっていったり…

 

今回自分は色々思うことありました

金閣寺のような圧倒的な「美」よりも、ニワの浜で見た景色のような全体的な「美」の方が性に合うこと

温泉は1人で入っても気持ちいいけれど友達がいないと楽しめないこと

3日以上の1人旅はメンタル的にキツイこと

文章を書くのが結構楽しいこと

家が本当に落ち着くしありがたいこと

他にもたくさんのことが…この旅をしてなかったら気づくことなく死んでいったかもしれない

 

 

まあでも1番言いたいことはとにかく肩肘張らずに、気軽に行きたいところがあったら行ってみたら良いってことです

なんだかんだなんとかなるものだし

何より楽しいし!!行きたいところ行って美味しいもの食べてお風呂はいったらもう幸せですよ!!!

 

それでは皆さん!良い旅を!!