徒然日記

徒然なるままに書いていきます 固めのものからゆるい日常まで書きたいものを

読書

宇宙体験は人に何をもたらすのか? | 宇宙から帰ってきた日本人

今回紹介する本は『宇宙から帰ってきた日本人 -日本人宇宙飛行士全12人の証言-』という本です。宇宙から帰ってきた日本人 日本人宇宙飛行士全12人の証言作者:連, 稲泉発売日: 2019/11/13メディア: 単行本著者の稲泉連さんが日本人宇宙飛行士12人全員にインタ…

自分の捉え方|私とは何か「個人」から「分人」へ

本書はタイトルにもあるように「分人」という概念を提唱することが主な内容となっている。私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)作者:平野 啓一郎発売日: 2012/09/14メディア: 新書 「分人」は「個人」と対になる概念である。 「個人」とは英…

ブックレビュー『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』

今回紹介するのはこの『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』という本。 マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する (NHK出版新書 569) 作者: 丸山俊一,NHK「欲望の時代の哲学」制作班 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2018/12/11 メディア: 新書…

『FACTFULNESS』ブックレビュー

今話題の本である『FACTFULNESS』を読んだのでそのレビューをしたいと思います。 FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド …

アイヌの世界を知ろう

二か月ほど前に行ってきた八王子古本まつりでアイヌの霊の世界 という本に出合いました。 当時ゴールデンカムイにハマっていたので即購入 amazonで調べたら1000円近くしていたけれど、300円でgetできまして八王子古本まつりはGWらへんと10月に年2回開催され…

『ホモ・デウス』ブックレビュー

人間はホモ・サピエンスからホモ・デウス(神のヒト)へと自身をアップデートする 。 こんな魅力的な煽り文が添えられているのが今回読んだ『ホモ・デウス』 ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来 作者: ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之 出版社…

今年度読んだ本のまとめ

タイトルの通り今年度読んだ本でも特に面白かったやつを徒然なるままにまとめていきます 順不同です あとあくまでも自分が面白かっただけで人に勧められるかは別です 小説部門 ①大地 大地 (1) (新潮文庫) 作者: パール・バック,新居格 出版社/メーカー: 新潮…

そもそも「文学」って、「文字」ってなんなんだ②

前回の続きです(↓前回の記事) cobaltic.hatenablog.com 前回に続いて徒然なるままに今回は「文字」についてまとめていきたいと思います 最初に結論を言っちゃいましょう 「文字」は人類が手にした最初で最大のテクノロジーです テクノロジーの定義 いやい…

そもそも「文学」って、「文字」ってなんなんだ①

タイトルのような疑問を抱いて、色々調べたり文系の授業に忍び込んだりしたので一応その成果ないし途中点をここに徒然なるままにかいていきます 昔と今の「文学」の違い え なんか違うの? ということで困ったときは原点に立ち返りましょう そもそも最古の文…